禁煙外来

喫煙が体に悪いものであり悪影響をおよぼすことは、周知の事実ですが、特に呼吸器疾患を持っている人の喫煙は厳禁です。また健康な人でも、喫煙によって、肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心筋梗塞、脳血管疾患など、様々な病気を引き起こす可能性がありますのでご注意ください。

当クリニックでは、禁煙を希望されている方に対してサポートを行う「禁煙外来」を実施しております。一定の基準をみたしている場合、保険診療での禁煙治療(貼り薬や飲み薬の禁煙補助薬)も可能です。まだ禁煙する決心がついていない方でも、ご希望に応じ治療の流れや詳細についてご説明致します。
ニコチン依存と心理的依存の二つの要素が根底にあるため、なかなか禁煙ができないという現実もあるかと思います。そんな時こそ、禁煙外来を検討してみて下さい。もちろん禁煙する本人の強い意志は不可欠ですが、できる限り無理なく禁煙できるよう、当クリニックが全力でサポートさせていただきます。

保険診療で禁煙治療を受ける一定の条件

前回の治療の初回診療日から1年経過していること
過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。過去に禁煙治療を行った人で、再喫煙をしてしまった場合でも、もう一度挑戦できます。
35歳以上の場合、1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数が200以上となること
1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数を計算した際に200以上の数字になる方が対象となります。ただし35歳未満の方は、2016年4月よりこの要件を満たしていなくても可能となりました。
ただちに禁煙を始めたいと思っている
ただちに(1ヶ月以内)禁煙を始めたいという意志が必要です。
禁煙治療を受けることに文書で同意している
禁煙治療に対する問診票などに、日付や自分の氏名を書いていただきます。
ニコチン依存症と判断された方
最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。しかし、判断する目安としてニコチン依存症を診断するテストで5個以上当てはまる場合、ニコチン依存症の可能性が高いと言えます。

ニコチン依存症 診断テスト

  • 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
  • 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
  • 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
  • 禁煙したり本数を減らしたときに、「イライラ」「眠気」「神経質」「胃のむかつき」「落ち着かない」「脈が遅い」「集中しにくい」「手のふるえ」「ゆううつ」「食欲または体重増加」「頭痛」のようないずれかの症状がありましたか。
  • 上記のような症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
  • 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
  • タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
  • タバコのために自分に精神的問題(禁煙や本数を減らした時に出現する禁断症状ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態)が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。
  • 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
  • タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。